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Glory,glory,Hallelu-jah!!

 窓の外にはまんまるな月
 地上へ諸手を投げかけるように
 はるかな思いを湛えて浮かぶ



 今 きのうになった日
 君が頷いてくれて

 途端に世界が色を変えた
 居ても立ってもいられないくらい幸せで
 暴走しそうな気持ちを抑えるのに必死だった
 …どころか今も必死なまま

 君のプロフィールの一つ一つを数えて
 どんな出会いも巡り合せも
 何もかも必要だったんだと思い知る
 怖いくらい君が愛しい
 あんなに 幸せを拒んでいた俺を
 いつの間にか君は混乱に叩き込んで
 否応なしに幸せにしてしまった
 その破壊力の大きなこととと言ったら
 きっとどんな爆弾も敵わない

 そんな君に

 お休みと挨拶をしてから
 まだ数時間も経ってない
 なのにもう
 声を聞きたい
 顔を見たい
 抱き締めたい
 離したくない
 そんなことばかりぐるぐる考えて
 眠れずにいる

 走り出したいような
 いっそ暴れたいような
 こんなうずうずをどうしたらいいんだろう?



 そっと贅沢な溜め息をついた時
 背後で携帯が鳴り出した



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たましいの重量

 これは別に18禁作品とかではないのですが、まあ最初の純HP用テキスト、ということで。

 別に制限は一切ありません。どちら様もどうぞいらせられませv


→たましいの重量 web拍手 by FC2

足りないのは、たった一言。(後編)

 後編です。まあ、K18にしておきます。こちらだけ読んでも意味がわかりませんし。



18歳以上でえろおけなおねえさまはいらっさいまし~。
→足りないのは、たった一言。(後編) web拍手 by FC2

足りないのは、たった一言。(前編)


 なんか突然降って来た短編です。まだ前編ではあんまし意味がわからないと思います。後編は明日にでもアップしますので~。



※今回の作品には性描写が含まれます。18歳未満の方、エロ不可の方は閲覧なさらないで下さい。※



 おっけーなおねいさまはリンクからどうぞ。
 →足りないのは、たった一言。(前編)



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バクロアット(後編)

 「はい」
 振り返る蓮に、光は一瞬怯む様子を見せたが、坊を見遣ると拳を握り締めた。
 「つ、敦賀さんはこないだ婚約を発表したばっかりで…それ…今の話、京子ちゃ…さんは知ってるんですか!?」
 俳優がやはり坊を横目にして目玉をくるりと動かす。
 「あー、まあ、姿と名前のことは。あ、名前に関連して父のことも」
 「ってことは」
 「ええ、今日その辺を暴露することと、ハリウッド進出の件については、今初めて知らせました。何しろここへ来る前に、社長に呼ばれて本決まりになったばかりで。この番組のことも知ってたみたいで、今日の主旨に合致することだしいっそいい機会と思い切れ、と言われて髪を戻して貰ったんですが…
 「…ごめんね?驚かせて」
 言ったかと思うと蓮は、隣で固まったままになっているニワトリに手を伸ばした。頭のかぶりものを取る。
 『え~!!?』
 今日何度目になるかわからない絶叫が轟いた。着ぐるみの中から現れたのは、いま話題に上った人気女優にして敦賀蓮の婚約者、京子の顔だった。
 「あ」
 「きまぐれ最大の暴露が…」
 「すいません、フライングして」
 にこやかに謝る蓮に、困惑顔の京子が小さく尋ねる。
 「いつから知ってたんですか」
 「いや、最近だよ。君と堂々と一緒にいられるようになってから、決まった時間に行方不明になるのが目立って見えて…何だかんだ考え合わせるうちに、君の、いや坊のふとした仕草とか筆跡とかに気がついた」
 「愛ですか」
 横から言う雄生に、俳優はひょこりと肩をすくめた。
 「ええまあ」
 「なっ…」
 キョーコが真っ赤になる。
 「出ましたよ敦賀節。ホンマ、臆面もない…まあ生放送ならではのハプニングですかねー、早々にラストのネタが持ち出されてしまいました。
 「はい、実は番組開始からずっと、数回を覗いて坊は女優の京子さんに演じてもらって来ました。これが、きまぐれ最大の暴露っちゅーわけです」
 慎一がフォローにかかるが、肝心の光が動かない。仕方なく、雄生が調子を合わせた。
 「ほんならお知らせって何や?と思いますよねー。もー言っちゃいましょうか」
 「言っちゃいましょう」
 慎一・雄生は頷き合い、同時に正面に視線を向けた。
 「えー、そういうわけで京子さんはどんどん忙しくなる中、最初に持ったレギュラーだからとずっと義理堅く頑張って来てくれたんですが、まあ、さすがにそろそろ無理だということで」
 「京子さん即ち初代坊は、今日で引退ということになりました」
 観覧席からはまた声が上がる。驚きの連続する今日だが、これもなかなかに反響が大きい。
 「来週から、坊はリニューアルして別の担当者に交代します。でも、俺らもますます頑張って盛り上げて行きますんで、これからもきまぐれをよろしく!!」
 雄生が締めた時、質問が飛んで来た。
 『蓮と結婚してアメリカ行っちゃうから、坊やめるのー!?』
 「…!」
 ひゅっと息を呑んだのは光だった。
 「そう、なんですか?敦賀さん。京子ちゃん、連れてくつもりで…」
 蓮が深呼吸した。光をまっすぐに見て言う。
 「ええ、俺の希望はそうですね。彼女なしの生活なんて考えられない」
 「そのために、京子ちゃんの可能性も才能も全部捨てさせて…?」
 「え、あの、光さん?」
 「だって京子ちゃん、君は今や実力派女優って呼ばれてて、これからだってどんどん活躍するはずの人じゃないか。なのに全部捨てちゃうの!?」
 「ひ、光さん」
 「しかも、奥さんになる人に黙ってそんなこと決めちゃって。敦賀さん、勝手ですよ」
 蓮が瞑目した。
 「…うん。勝手だね、君の言う通りだ」
 いつの間にか場内は静まり返り、しわぶきひとつ聞こえなくなっていた。固唾を呑む人々の視線は、ただ中央に…蓮と半端な着ぐるみ姿の京子に集まっている。
 俳優は目を開くと婚約者の視線を捉え、しっかりした声で話し出した。
 「勝手なことはわかってる。それでも、と思うのがもっと勝手だってことも。でも…俺は俺に戻りたい。誰の前であってもまっすぐ君に向き合うためにも、ありのままの自分を取り戻したいんだ。
 「だけど…
 「そう、だからって、君の可能性を潰したいわけじゃない。君が俺について来てくれるとして、アメリカで役者を続けると言うなら勿論支援する。もし…日本に残るって言うなら…俺は単身赴任、かな。でもできる限り会いに来るし、気持ちが変わらないことも約束する。その代わり、君も俺以外の男に目を向けないで」
 「敦賀さん!」
 キョーコが両翼をぱたぱた振る。
 「私、別居なんて嫌です!!それも、太平洋を挟んで!…でも…私がアメリカで役者って…」
 「いま言われたばっかりだろう?君には才能と可能性がある。それはどこにいたって同じことだ」
 「……」
 「キョーコ」
 蓮が呼びかける。初めて人前で呼び捨てにし、それも愛しくて仕方ないといった声音だった。
 「今の台詞…俺は、期待していいのかな」
 「え…」
 「俺に、ついて来てくれる?」
 差し伸べられた手を、キョーコは凝視する。大好きな、大好きな人の手。未知の人生へ続く岐路。そっと顔を見上げると、手の主は澄んだ青い瞳に真摯な緊張を湛えて彼女を見つめている。
 自然に手が出た。
 大きな手に重なる白い羽をぐいと引き寄せ、蓮は人頭鶏体の面妖な物体を腕に収める。長身の彼でもなければ腕が回りきらないところだろう。
 わっと場内が沸いたところで、キョーコが覚醒した。
 「あ!?ちょ、あああ、あのあの敦賀さん、離して下さい」
 蓮は仕方なさそうに笑い、光の顔を見ながら半ニワトリの額に口付けてから手を離す。
 赤い顔で額をさするキョーコが、ちょっと膨れた顔で言った。
 「私たち、これでお互い秘密なしですか?」
 俳優が笑う。
 「そうだね。
 「…あ」
 「あ、って…何ですか、まだ何か」
 『あ』
 「え?」
 違う声の重なった『あ』にキョーコが振り返ると、ブリッジロックの3人が一点を見つめている。その先には、番組の終了時間を告げているプロデューサーの姿。
 「ちょうど終了時間みたいだね。続きは、あとで二人きりの時に」
 蓮が言うや、
 『ええええええええ~!!!!???』
 本日最大の叫び声がスタジオを揺るがした。

 この日、“やっぱきまぐれロック”は京子の坊を失うかわりに、最高視聴率と、『何をやらかすかわからない番組』の名を得たと言う。




 「敦賀さんが…コーン…!?」
 その夜、蓮の部屋で幼い頃の思い出の正体を告げられ、キョーコは涙を溢れさせた。蓮はそれを長い指で拭って謝る。
 「ごめんね、黙ってて。それと、妖精じゃなくて」
 「もう…意地悪ですね、そんなことどうだっていいのに。ただ…」
 「うん?」
 「むしろ、嬉しいです。コーンはほんとに大人になって、ちゃんと自分の力で飛んでるんだって…!」
 しがみつくキョーコを抱き寄せ、蓮は微笑んだ。幼い頃も今も、純粋に彼を思って涙をこぼしてくれる、この愛しい女の子。彼は小さな耳たぶに囁く。
 「いつも、君が支えだった。これからも、俺を支えてくれる?」
 震える声が応えた。
 「はい…!」
 そこにこめられた思いが胸に迫る。すると腕の中で、また小さな声がした。
 「そして私を、貴方が支えてくれるんですね」
 勿論だよ、と言う代わりに、彼は抱きしめる腕に力をこめた。




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